上級者でも関係ない? スキーやスノーボードでケガをする原因と対策を紹介!

上級者でも関係ない? スキーやスノーボードでケガをする原因と対策を紹介!

スキーやスノーボードでケガをしないためにはどうすればいいのか、という方のために、今回はケガをする原因や対策について分かりやすく解説していきます。 さらにスキーやスノーボードで起こりやすいケガの種類も紹介するので、意識して対策ができるでしょう。

これからスキーやスノーボードを楽しみたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

スキー、スノーボードでケガをする原因

まずは、スキーやスノーボードでケガをする原因について詳しく解説していきます。初めてスキーやスノーボードに挑戦する方は、こちらの項目をしっかり読んでケガをしないように気を付けましょう。

実力に合ってないコースを滑走する

ゲレンデには初心者コースや上級者コースなどさまざまな難易度のコースがありますが、自分の実力に合っていないコースを滑走することでケガをしてしまう確率は大幅に上がってしまいます。友達が上級者の場合などで一緒に滑走したい気持ちは理解できますが、そんなときは無理をせずに相手に合わせてもらうようにしましょう。

また、スキーやスノーボードの上級者であっても十分な準備なしに、ジャンプ台やアイテムに入ってしまうことでケガをする可能性もあります。そのためある程度慣れている方でも徐々にコースの難易度を上げながら滑走することをおすすめします。

十分な休憩を取らずに滑走する

スキーやスノーボードは、自分の力で滑走するわけではないので休憩を取らない方も多くいますが、休憩を十分に取っていないとケガをするリスクが高まります。ゲレンデの滑走には体のバランス力や集中力など、常に緊張しておかなければいけないため、休憩をしていないとケガにつながるのです。体に疲労を感じてからでは遅いので、1時間に10分など時間を決めてきちんと休憩するようにしましょう。

スキー、スノーボードで起こりやすいケガの種類

続いては、スキーやスノーボードで起こりやすいケガの種類を、部位ごとに紹介していきたいと思います。それぞれのケガの種類を知ることで、より意識してケガを予防していきましょう。

膝のケガ

スキーやスノーボードで起こる膝のケガは大きく2つに分けられます。それぞれ重傷の場合は歩行困難など生活に支障が出る可能性があります。まず1つ目のケガの種類は、スキーやスノーボードで膝を使い過ぎて起こるケガで、靭帯が炎症を引き起こす腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)などが挙げられます。腸脛靭帯炎は治療に時間がかかることもあり、3ヶ月以上完治しない場合には手術の必要もあり得ます。

2つ目は転倒や衝突などで突発的に起きるケガで、膝関節捻挫などのケガが考えられます。スキーやスノーボードは足に板が固定されている状態なので、転倒などの突発的なトラブルの受け身のときに膝を打ち付けやすいのです。また、突発的なケガの中には半月板損傷などの重度のケガもあるので、転倒時は十分に注意が必要となります。

腰のケガ

スキーやスノーボードでゲレンデを滑走しているときには常にバランスを保つ必要があるので、腰に大きな負担がかかり続けています。また転倒時に急にバランスを崩してしまうことで、急性筋筋膜性腰痛(ギックリ腰)になる場合もあります。腰のケガは悪化することで日常の生活にも支障が出るため、滑走前にはしっかり腰を温めるようにし、休憩時にはストレッチなどでほぐしておきましょう。

肩のケガ

スキーやスノーボードでは、転倒時の体勢によっては肩を強打することがあります。肩の関節は自由に動かせる反面、衝撃にはとても弱く、地面に強く打ち付けることで骨折や脱臼などのケガをする可能性があるのです。もし肩に異変を感じた場合は、無理やり動かすのではなく安静にして整骨院などで診てもらいましょう。

スキー、スノーボードでケガをしないための対策

ここでは、スキーやスノーボードでケガをしないための対策を、分かりやすく解説していきたいと思います。スキーやスノーボードを楽しむためにも、こちらの項目はしっかり読み進めていきましょう。

プロテクターやサポーターを着用する

スキーやスノーボードで起こるケガの半数以上は突発的なトラブルが原因となっていますが、こちらを防ぐためにはプロテクターやサポーターの着用が効果的といえます。また、プロテクターの準備を忘れてしまった場合には、タオルなどを挟むだけでも十分衝撃を吸収してくれます。

正しい転び方を覚える

初心者の方は慣れるまでたくさん転びますが、スピードが出ていなくても正しい転び方でないとケガをしてしまう可能性があります。そのため転びそうになったときは必ずしゃがむようにし、できるだけ衝撃が少なくなるようにしておきましょう。

スピードの出し過ぎに注意する

滑走に慣れてくれば徐々にスピードも上がっていきますが、スピードに比例してケガのリスクも高まっていきます。そのため自分でコントロールできる範囲内で、スピードを出すように心がけておきましょう。またスピードが出ている状態で転倒したときには手だけで止まろうとせずに、お尻など体全体で止まるようにするとよいです。

スキー、スノーボードでケガをしたときは整骨院へ行こう!

スキーやスノーボードのケガは、関節や筋肉などを損傷してしまうことが多くなります。放置しているとどんどん悪化してしまい、大がかりな治療が必要になってしまうケースがあります。ケガを悪化させないためにも、スキーやスノーボードでケガをしてしまったときには整骨院に行って患部の固定やマッサージを行ってもらうようにしましょう。

まとめ

今回はスキーやスノーボードのケガについて紹介してきましたが、転倒が大きなケガにつながる危険性があることが分かりました。「太田ウィル整骨院」では、捻挫や打撲などの治療も行っており、対処をいたします。スキーやスノーボードでケガをしてしまった方は、当院に足を運んでみてください。