野球をすることで考えられるケガの対処方法を分かりやすく解説します!

野球をすることで考えられるケガの対処方法を分かりやすく解説します!

野球でよくあるケガってどんなものがあるの? という方のために、この記事では野球で起こるケガの種類について紹介したいと思います。さらにケガの対処方法や対策についても詳しく解説してまいります。

これから野球を始める方や、身近な人が野球を始める方は、ぜひこの記事を参考にしてみて下さい。

野球で起こりがちなケガの種類

始めに、野球をすることで考えられるケガの種類とその症状について、詳しく解説していきたいと思います。どのようなケガが考えられるのか気になるという方は、こちらからしっかり読み進めていきましょう。

野球肩の原因と症状

野球肩とは、投球動作が原因で引き起こされるさまざまな肩関節障害の総称のことで、肩関節周辺の組織(じん帯、筋肉、腱)が損傷して痛みが出ます。主な原因としては、投球フォームが悪いことやウォーミングアップ不足などが考えられます。また、ピッチャーなど肩に対して過度の負担をかけ続けることにより、野球肩になるケースもあるので使いすぎには注意が必要です。

野球肘の原因と症状

野球肘とは投球動作での負担が肘に伝わり、部分的に微細損傷を起こしたり炎症を起こしたりして痛みが発生します。肘はボールを投げるためにはとても重要な部位ですので、野球肘は誰でも発症する可能性があるので注意が必要です。また、野球肘を放置して症状が悪化してしまいますと、疲労骨折や剥離骨折になる可能性もあるため、すぐに治療することが肝要です。

肉離れの原因と症状

肉離れとは、筋肉の動力でもある筋線維の一部が損傷したり、断裂したりする状態のことを言います。肉離れになると強烈な痛みを伴いますので、自力で歩行することすら困難になるのです。野球をプレーしている時に肉離れになる原因として一番多いのが、疲労が溜まった状態でのダッシュです。足に疲労を感じた時は急にダッシュするのではなく、十分に筋肉をほぐすことを意識するといいでしょう。

野球でケガをした時の対処方法

実際に野球でケガをした時にどのように対処すればいいのでしょうか。分かりやすく説明したいと思います。ケガの度合いによって病院や整骨院などでの治療が必要になる場合がありますので、応急処置を行った後に痛みが続いている場合は、すぐに診療するようにしておきましょう。

野球でケガをした時の対処方法

野球を楽しむ中で起きるケガには先ほど紹介した大きなケガの他にも、突き指や捻挫などの軽傷の場合もあります。これらのケガの応急処置として有効なのが、患部への迅速なアイシングです。アイシングを行うことで、腫れや患部周辺の正常な細胞の破壊を防ぐことができますので、ケガを最小限に抑えることができるのです。

また、アイシングはできるだけ早く行う必要がありますので、野球を始める前にはケガをした時に使用する氷やコールドスプレー等を準備しておきましょう。アイシングを行った後は1時間ほど安静にしておくことで、血液の循環を抑えることができるのでより効果が高まります。アイシングは疲労回復にも良いため、ケガをしていなくても疲労を感じた時には実践してみましょう。

野球で起こるケガの対策

野球で起こるケガにはどのような対策があるのか、詳しく見ていきたいと思います。野球を長く楽しむためにも、こちらの対策をしっかり確認しておきましょう。

野球肩・野球肘の対策

野球肩と野球肘の両方に言えることは、どちらも負担のかかりやすいフォームで投球をしているということです。そのため対策としては、肩や肘に負担の少ないフォームで投球しなければなりません。また、いきなり本気で投球するのではなく、きちんとウォーミングアップをして肩や肘を温めることが大切です。野球肩や野球肘を予防するためには、少しでも痛みを感じた時には休憩することも重要となります。

腰痛の対策

野球を続けている方の中には、慢性的な腰痛に悩まされている方も多くいます。腰痛の原因としては野球以外にも重たい荷物を運んだり、座ったままの状態で長時間作業していたりするなどの理由が考えられますが、野球での疲労が原因となることも少なくありません。腰痛の対策にはストレッチをしっかり行うことが最も効果的ですので、打つ前には必ず腰を柔らかくほぐしておきましょう。

野球でケガをした時は整骨院に行こう!

これまで野球をプレーする中で起こるケガについて紹介してきましたが、軽度のケガの場合でも間違った対処や、放置を続けることで野球がプレーできなくなる可能性も出てきます。そうならないためにもケガをしてしまった場合には、安静にしてすぐにアイシングを行い整骨院で診てもらうことをおすすめします。

整骨院では、患部のマッサージや電気治療をすることで痛みを軽減させるだけではなく、テーピング等で患部を固定して悪化を防ぐことも可能です。ケガを悪化させることなく早く治したいという方は、近くの整骨院に診療してもらうといいでしょう。

まとめ

今回は野球のケガについて紹介してきましたが、関節や筋肉などさまざまな部位にケガが起こる可能性があることが分かりました。「太田ウィル整骨院」では、野球を続けながら治療ができるように、一人ひとりに合った方法でケガを改善していきます。野球でのケガや痛みに悩まされているという方は、ぜひ一度相談してみて下さい。少しでも長くプレーできるよう応援します。