風邪の初期症状 カラダからのサインを見逃していませんか?

★季節の変わり目に風邪をひきやすくなるのは何故?

最近は季節の変わり目のこの時期に咳込む方や鼻をかむ方をよく見かけるようになりました。

季節の変わり目になると風邪や頭痛、胃痛やストレスを感じ体調を崩しやすくなりやすくなるものです。

季節の変わり目は朝と晩、日中での寒暖差が激しく、体はその気温の変化に対応しようとします。

これが自律神経の役割です。

そして、体温調節をすると体のエネルギーを消耗するので、秋などの季節は自律神経のバランスが乱れ、疲労が溜まりやすく免疫力も低下して風邪を引きやすくなってしまうのです。

今回は、風邪の初期症状のサインとその対策をあげていきます!

 

1 喉の痛み

   人間の体の免疫力が低下し、ウイルスが体内に入ると人間の体はそのウイルス(異物)を除去しようとします。

   したがって、喉の炎症反応は痛みやイガイガ感を感じさせますが、免疫細胞がウイルス(異物)感知し追い出そうとしているのです。

 

2 寒気

   特に薄着をしているわけではないのに全身に悪寒がしたり、ブルブルと寒気が襲ってきます。

   人間がウイルスと戦うためには体温が必要です。

   免疫にとって体温はとても重要であり、普段は感じないような温度でも寒いと感じさせて震えという行動により体温を上昇させます。

   この寒気でもウイルスを除去できないと、直接体の体温を上昇させ、発熱させていくのです。

 

3 頭痛やのど・関節や節々の痛み

体内から産生される発痛物質のブラジキニンと発痛を増強させる物質のプロスタグランジンという物質があります。

ブラジキニンは痛みや炎症を起こす物質です。この物質が産生されることにより、知覚神経が刺激されて頭痛やのど・節々の痛みをひきおこすのです。

またプロスタグランジンが産生されることで、血管を拡張して炎症を起こしたり、頭痛 喉 ・関節の痛みをより強くします。

 

風邪のひきはじめにできる対策をしっかり抑えて風邪を長引かせないようにしましょう!

 

1 免疫力を上げるためにカラダ温める

 

 

 

 

 

   ウイルスと戦うには体温を上げることは必要不可欠です。

   薄着は避け長袖や布団を厚くする等いつもより少しだけ身に着けるものに気を遣い免疫細胞にとって最高の環境を体の外からも作ってあげましょう!

   そして、普段よりも体は水分を必要としています。こまめに水分補給をして上手に体を温めてあげてください

 

 

 

2 十分な睡眠 安静

 

   

    免疫細胞が活発に働くため体力はどんどん使われていきます。

   そんな中で無理をして体を動かすと余計な体力まで消耗し、体内での免疫細胞の働きが十分でなくなってしまいます。

   無理をせず、ひきはじめに治すためには、十分な睡眠と安静はとりましょう。

 

 

 

3 うがいをこまめにする

 

 

予防でするうがいも大事ですが、ひきはじめのうがいもとても効果があります。

   ウイルスは乾燥した空気の方がより活動 増殖が活発になります。

   風邪のひきはじめに喉のイガイガや痛みがある時には既にウイルスが体内に侵入しているといってもいいでしょう。

   そんな中で喉の状態が乾燥した状態ではよりウイルスにとっていい環境となり更に全身にウイルスが回り活動が活発になってしまいます。

   うがいをすることにより喉の保湿や環境が整いウイルスは増えにくい環境となります。

 

 

まとめ

    風邪のひきはじめとその対策  いかがだったでしょうか?

    風邪かな?と思ったら無理をせず

     体を温めて水分をこまめにとり十分な睡眠としっかりと保湿をして安静を保ちましょう!