痛みはどうしておこるのか?

〈痛みとは〉

我々が痛みを感じるのは何故なのでしょうか?

痛みとは、病気や怪我などで心体を損傷した際に、

組織を回復するためその期間、体を動かさないように警告する役割を担っています。

もし痛みを感じないと身の周りの危険を回避も出来ず、怪我や病気を繰り返し

命の危機にも直面しかねない自体にもなりえるのです。

 

〈痛みの種類〉

ひとくちに痛みと言ってもその原因によって大きく三種類に分けられます。

❙侵害受容性疼痛

体のいろいろな部位が生じた刺激や炎症を、末梢神経(脳と脊髄を除く神経のこと)が感知しておこる痛みのことである。

主に、骨折打撲切り傷火傷等の身体の怪我が、これに該当します。

 

❙神経障害性疼痛

何らかの影響で神経が障害され、神経の周囲に炎症が起こったり、神経が過剰な興奮状態によって引き起こされる痛みのことである。

主に、坐骨神経痛帯状疱疹後の長引く痛み糖尿病の合併症を伴う痛み等がこれに該当します。

 

❙心因性疼痛

職場や家庭などでストレスが長期間蓄積されることで、脳にトラブルが生じたために身体に痛みが引き起こされる痛みである。

主に、自律神経の乱れ抑うつ(うつ病)等がこれに該当します。

また、慢性疼痛の痛みや不快感もこれに該当する。

 

〈痛みを放置するどうなるのか〉

痛む期間によって急性の痛みと慢性に痛みがあります。

急性の痛みは突然の怪我や病気によって起こる痛みのことです。ほとんどが一過性の痛みが多く、期間として1ヶ月以内で収まるものを指します。

逆に、慢性の痛みは痛みが長く続いている状態をいいます。痛みの程度がひどかったり長引いたりすると慢性状態になります。期間として3~6ヶ月以上のものを指します。また急性の痛みを放置していると慢性の痛みに移行してしまいます。

痛みを放置していると痛みの原因が不透明になり痛みを取り去ることが難しくなってしまいます。痛みが続くことで、痛みに注意が向きがちになったり、睡眠障害、不安感やストレスを感じやすくなってしまいます。

また、゛痛むから゛と体の動かさないと運動不足になり筋力が低下し、体をうまく動かせず腰や膝などに負担がかかり別の場所を怪我をしやすい体になってしまいます。

 

〈まとめ〉

もし、体に痛みがあれば軽く考えていけません。あまり身体に無理するのも禁物です。痛みがあるようなら、慢性化する前に早期に適切な治療を行うことが大切です。身体の不調と向き合っていくことが重要なのです。もしこの記事をみている方に痛みのある方がいればお気軽にウィルグループ整骨院までご相談ください!