膝の痛みは運動不足が原因なのか!?

 

 

はじめに

最近膝の痛みが気になっていると感じている方はいらっしゃいませんか?

関節の中でも膝関節は痛めやすい関節ランキング上位に挙がります。ブログを書いている私も学生時代からバレーボールばかりやっていて、ジャンプし着地の際に膝に激痛が走る事など膝痛には悩まされていました。

膝の痛みは様々な要因が考えられますが、実は運動不足も膝の痛みの原因になる事があります。

今回は膝の痛みと運動不足の因果関係について紹介します。

『膝が重だるい』という声も

膝が痛いと言っても、膝の内側、外側、膝の裏、お皿が痛む。又、歩けないほど痛い。体重をかけると痛い等、人によって様々だと思います。

ですが、痛みを感じる前に違和感やだるさ等の予兆があることが多いので普段の生活から注意しましょう。

あまりにも気になる際には、専門医師や私たち整骨院(柔道整復師)に相談しましょう!

日頃運動ができない方は注意

膝の痛みの原因で過度なスポーツによるオーバーユース、仕事で繰り返し動作による負荷や、逆にほとんど膝を可動させない状態等いろいろあります。

運動不足も膝の痛みの原因の一つです。

筋肉(筋力)の低下

膝の関節は、主に膝関節を曲げたり、伸ばしする動作に関係する筋肉「大腿四頭筋」「ハムストリングス」の拮抗筋によって安定した状態に保たれています。

膝を長い間あまり可動させない事でこれらの筋肉が衰えて弱ってしまうと、膝まわりに過度な負担がかかるようになり、痛みをだします。

筋肉量が減って、筋力や身体能力が低下した状態を「サルコペニア」といいます。サルコペニアの原因は、食生活の変化や加齢、運動量の減少とされています。

私たちは普通の生活していても、40歳前後から筋肉量が徐々に減っていき、高齢になると1年で5%以上も減少してしまうこともあると言われています。

年齢を重ねるに従って、肉などタンパク質を多く含む食事をあまり取らなくなったり、運動量が減少したりすることが発症の要因となります。又、加齢や肥満による膝の痛みから自宅から出なくなることも要因となります。

関節の柔軟性低下

膝をあまり動かさないでいると膝関節の柔軟性が低下します。運動不足によって起こる膝の痛みが原因で、膝関節の新陳代謝が鈍化し、膝関節が硬くなっていきます。

膝の関節が硬くなると、周囲の組織に痛みが生じるようになったり、脚をしっかり伸ばせないため、ふくらはぎに負荷をかける歩き方になり、それが続くと股関節を痛めてしまったりします。

そうなると、動くのが面倒になって、さらに運動不足になるという悪循環になっていく恐れがあります。

予防・改善やストレッチ方法とは

運動不足で筋肉が衰えてしまった場合は、あまり膝に負担をかけないで、軽めの運動から始め、筋力を徐々に回復していくことが望ましいです。

WILLGROUPでも膝の痛みに悩まされている方に使う簡単な膝の痛みに効くストレッチ・運動をご紹介します!

①膝裏を伸ばすストレッチ法

1,足を伸ばして膝上を軽く押す

2,カラダを軽く前屈させる

3,両手を足先まで伸ばす

1,イスに浅く座って、片足を前に伸ばし踵を床に付けて、つま先を立て、膝上を軽く押していきます。(ポイントは膝をしっかり伸ばすのと、つま先をしっかり立てる!)

2,背すじを伸ばしたまま上体をゆっくり前屈させていきます。

3,そのまま無理なくできる範囲で両手をつま先まで伸ばします。(同様に足を入れ替え左右15秒×2セット)

②膝の水平上げ運動

1,つま先を立てて膝を伸ばす

2,水平に足を上げていく

1,イスに浅く座り、片足を前に真っ直ぐ伸ばし、つま先を立てる。

2,膝を伸ばしたまま、ゆっくりと床と水平にくるように足を上げ膝のお皿に力を込めるようにして10秒キープします。(ポイントはつま先をできるだけ手前に引き寄せる。同様に足を入れ替え左右10秒×3セット)

最後に

適度な運動やストレッチで運動不足による膝の痛みは予防・改善する事ができます。

又、もっと詳しく知りたい、施術を受けたい際には是非WILLGROUPにお任せください!