手首・手指の簡単ストレッチ!腱鞘炎予防!

腱鞘炎予防には日々のストレッチが重要です!

ご来院される患者様の多くに、手首が痛む。親指の付け根が痛む。などの声を多く耳にします。

スポーツで使うのはもちろん。仕事や家事、子育て中のママさんの抱っこなどの荷重がかかると引き起こしやすいです。

カラダのメンテナンスはしている方はいらっしゃいますが、手のメンテナンスをしている方は少ないのではないでしょうか。

手首や手指は1日の中でも使用頻度がとても高いのに特に何もケアすることなく過ぎています。

手や指はカラダの中では小さい部位かもしれませんが、色々な動きができる為、たくさんの神経が通っています。1日の終わりには使いすぎた手を大事にしましょう。

自宅でできる簡単なストレッチや指の筋肉のほぐし方をご紹介します!

手首のストレッチ

前腕をカラダの前に出して肘を伸ばします。

反対側の手で掌部分を軽く引き込みましょう。

20~30秒ずつ左右両方行います!

今度は反対に掌を自分に向けてストレッチを行います。

反対の手は、手の甲を引き込んでいきます。

このストレッチは『腱鞘炎』予防になります!

指の付け根のほぐし方

親指の付け根の厚みがある所(母指球筋)近辺を対象に行います。反対側の手で親指の付け根を揉みます。1ヶ所だけでなく少しずつ位置を変えて、回すよう揉んだり、真っ直ぐ圧を加えてみたり、場所や力の入れ方に変化をつけてみましょう。これを左右行いましょう。

今度は小指側の付け根の厚みがある所(小指球筋)近辺も同じように軽く揉みほぐしていきましょう。こちらも左右行います。自分の指が疲れてきたら、ゴルフボールやテニスボールでゴロゴロやるのも良いと思います!

指を引っ張る/手の甲のほぐし方

筋肉は疲れてくると内側に収縮してくる為、指を1本掴んで軽く引っ張ってみましょう。この時、指の付け根の関節から伸びる意識ができると良い感じです。脱力ができたら掴んでいる指を軽く揺らしていきましょう。5本指すべて行いましょう。これを左右行います

手の甲には指から繋がって5本の骨があります。
骨と骨の隙間には骨間筋と言われる小さい筋肉があるので反対側の手の指で軽く押すような感じでマッサージを入れていきましょう。表面の皮膚の部分も、擦るように揉む事により血流が促され手全体の回復につながります。こちらも左右行いましょう。

※ストレッチ中は呼吸をとめずに、リラックスした状態で行いましょう。又、痛めている部位がある場合やストレッチ中に痛みがある場合は無理にしないようにしましょう!

何かわからない事があれば当院のスタッフまでお気軽にご相談下さい!