スタッフの体温を体温表で表示をしています!又、平熱とは?正しい体温計の測り方とは?

 

 

 

当院では、毎朝スタッフの体温チェックをして、健康管理をしています。

手洗い、うがい、アルコール消毒、換気はもちろん体温チェックもする事により、スタッフも患者様も安心していただける1つの材料になればと思います!

37℃を超える場合には、安全面を考慮し、スタッフには自宅安静を指示しています。

皆様、平熱っていくつかご存知でしょうか?平熱は一般的には36,5℃~37℃が医学的にも美容的にも良いとされています!

平熱が35℃~36℃の方もいらっしゃると思いますが、いわゆる『低体温』です!

35,5℃の方と36,5℃の方では免疫力が30%違うといわれ、低体温の方の方が疲れやすくなったり、冷え性、生理不順を起こしやすくなります。

平熱を上げる為には↓↓

 

体を冷やさないようにする

体温を上げるにあたって、カラダを冷やさないというのは基本です。

特に、タバコ(ニコチン)・カフェイン、砂糖などは体温を下げやすいので、あまり摂取しないほうがよいです。

又、冷たい飲み物をがぶ飲みしすぎない・白湯(さゆ)を飲む・靴下を履いて生活する・腹巻をするなどを心掛けてみて下さい。

知らず知らずカラダを冷やす習慣が身についてしまっている可能性もあるので、一度意識してみて下さい。

 

浴槽にしっかりと浸かる

近年、平熱の平均が36℃~36,2℃前後に落ち込んでいる理由に、シャワーで簡単に済ませてしまう入浴習慣が挙げられます。

理想としましては、41度以上のお湯に10分以上浸かることで体温が1度前後上昇しますので、夏の暑い時期でも低体温の人は習慣として取り入れてみて下さい。

 

汗をしっかりとかく

とにかく汗をしっかりかくのも、体温を上げるための手段の1つになります。

運動をしてかく・半身浴をする・クーラーにあまりあたらないという積極的なものが望ましいのですが、『汗をかきたくない』と思っていると、人間は自然と汗をかく行動をしなくなってしまいます。

どうしても汗をかきたくない場面では仕方ないのですが、普段から汗をかいても良いような着替えやタオル、ハンカチ等を用意をしておくと、気持ちの面から良いほうに向かっていくと思います。

 

又、以外に体温チェックの仕方が適当にやっている方が多いのではないでしょうか?

 

ワキでの正しい検温方法

検温最中は安静にして、動かずにじっとしているのが基本です。

  1. 脇(ワキ)のくぼみ部分の中央にナナメ下から体温計の先端をあてます。
  2. 体温計が体の軸に対して、30度くらいになるように角度を調節し、脇(ワキ)をしっかり閉じます。
  3. 平衡温になるまで、『予測式』なら電子音がなるまで、『実測式』体温計・水銀体温計は10分以上はじっとしています。

途中で体温計を取り出してしまったら最初からやり直しです。『予測式』では、すぐにくり返し検温する場合には、少し時間をあけてください。

図3 ワキでの正しい検温方法

測る前の注意

★飲食や入浴、運動などの後、および外からの入室後30分間は検温に適しませんので避けてください。
★測る前には、必ずワキの汗はしっかりふき取りましょう(特に子どもは汗っかきなのでご注意ください)(図3)(※2)。
ワキでの検温法が、実際に正しく行われているか、テルモで実態調査を実施しました(体温計を1年以内に購入した方1,000名を対象に2008年実施)。その結果、正しいとされる「斜め下」から体温計を入れる検温法をしていた人は、3割ほどでした。全体の約3分の2の人は、「真横」や「斜め上」から体温計を入れる望ましくない検温法をしていました(図4)(※6)。
体温計の検温法の違いによる体温値への影響は、例えば正しいとされる「斜め下」からと比べて、「真横」からでは約0.3度低い、(つまり正しい平衡温を測れていない)という結果があります(※7)。

図4 全体の3/2の人は、望ましくない検温方法だった

※こちらのHPにもっと詳しく書いています。(参照)

https://www.terumo-taion.jp/terumo/report/11.html

また、わからない事があればスタッフにお気軽にお問い合わせ下さい!