腕が後ろに回らない!?それって四十肩 五十肩!?

 

 

ある日突然、肩が上がらなくなった 回せない 上げると痛い!

そんな事があった方も結構多いのではないでしょうか?

それは俗にいう四十肩 五十肩かもしれません。

今回は四十肩 五十肩の原因 症状 対策についてお話させていただきます。

 


 

原因

ある日肩が痛くて腕が上がらない。激痛で夜も寝られないくらい肩が痛い…。そんなツラい思いをされていたら、四十肩・五十肩を疑ってみましょう。

四十肩・五十肩は医学用語では「肩関節周囲炎」と呼ばれています

子どもや若者はほとんどかからない、40歳代以降によく見られる肩の障害です。
痛みの原因は肩関節の腱板や関節包滑膜、滑液包(肩峰下滑液包を含む)の炎症のほかに、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、肩腱板断裂などがあります。

四十肩 五十肩には様々な原因があるのです。


 

 

日常生活における症状

・腕があがらない 肩を後ろへまわせない

・寝返りをうつと痛みで目が覚める

・洋服に袖を通す 高いものを取る時に痛む

・ブラジャーの着脱 洗髪 結髪動作の困難

・洗濯物を干すときに痛む

ひとそれぞれ生活するうえでの動きは変わりますが、その動作に腕をあげる まわす動作で症状があり夜間に痛みがでるのが特徴です。


 

治療法

当院における四十肩 五十肩(肩関節周囲炎)の治療はまず

痛みの部位および異常をきたしている筋肉の特定、関節の可動域の検査

など状態把握をおこない、その方にあった適切な治療法を提案していきます。

・関節のリハビリ 運動療法

・痛みや動きの制限により硬くなってしまった筋肉への手技療法

・物理療法を使った肩へのアプローチ(超音波 ハイボルテージ 立体動態波など)

・肩以外の影響が起きている部位への手技 物理療法

・鍼灸治療

など様々な治療法を使ってツラい症状を取る為に取り組んでいきます。

  治療メニューに関してはコチラをご覧ください!

 

 


 

特に姿勢には気を付けましょう!

肩の関節は立体的な動きができるとても優秀な関節ですが、逆を言えば周りの筋に支えられている関節でもあるのです。

気を付けの姿勢は、腕の重みで肩に大きな負担がかかりますので、脇を少し開き肘を曲げる姿勢を取ると関節に負担の少ない肢位となります。

  • 三角巾で腕を釣ると楽になります。
  • 椅子に座るときは肘掛に腕を置く
  • 休む時は、あおむけの時:脇にクッションを挟む 横向きの時:抱き枕を使う

 

  など工夫をして、うっかり無防備に動かす事には気を付けましょう。


 

まとめ

四十肩や五十肩は通常、半年から1年で自然に治ります。

しかし放っておくと運動障害が残り

・肩関節の可動域の減少

・猫背の誘発

・その他付近の関節や筋への負担(肘 手首 腰部 骨盤 頸部)

・疲労感の増幅

など肩の症状だけではなく身体の様々部位に悪い影響を起こしてしまう可能性があります。

また、肩の痛みが四十肩・五十肩ではなく、他の病気が原因かもしれません。
痛みは我慢せず、症状が現れてから数日~1週間程経過しても症状が改善しない場合は、是非当院までお越しください。

その他精密検査が必要な場合は適切な医療機関への紹介も致します。