野生の思考

野生の思考」という本を皆さんはご存知でしょうか?

この本は昨年公開されたシン・ウルトラマンでの作中、主人公の神永 新二が読んでいた本で、

世間から注目させたので覚えている人も少なからずいるのではないでしょうか!

 

「野性の思考」

野生動物は自然界で生きる上で、生存や繁殖などのさまざまな知恵をあらかじめ持って生まてきています。

草食動物のシマウマがが肉食動物のライオンに遭遇してしまったら、

シマウマは全速力で逃げるのも生まれつき持ち合わせているものです。

我々人類も同様に社会生活で直面するピンチの ピンチの ピンチの連続 そんな時に知恵を駆使して様々な問題を解決して生きているのです。

ここで言う「野生の思考」は直感的で連想的な考えのことで、人間に組み込まれている思考パターンの一つと考えられます。

例えば、重たい荷物を持ち上げた際に、腰を痛めそうなこと察知してその場に荷物を降ろして重症化を防ごうとする時などが、あげられます。

これは経験から痛みが出た際、瞬時に前に痛めた時の事を瞬間的に思い出し行動したことが発端である。

このように我々人類も社会生活で生き抜く為に、時に色々な問題を単純なルールや概念などではなく直観や感情を使って複雑な問題を解決する時もあるのです。

これは、多種多様な人々が存在する地球で、さまざまな考え方や価値観、文化といったものを持っていながらも、その根幹には共通の思考パターンがあるということが、考えられるのです。

 

「偏見を持った誤解」

その一方で日常生活において「偏見に持った誤解」も存在します。

これも例を挙げると骨折や脱臼をした際、皆さんは、真っ先に整形外科に行く人が多いのではないのでしょうか?

確かにレントゲンやCTなどの精密機器は接骨院にはなく確実な鑑別が難しい場面があるのも事実である。

ただ、圧痛や内出血の出方などで患部からの症状での鑑別、応急処置での骨折や脱臼の整復、

その後のリハビリテーションもなんと接骨院では出来るのです。

このように我々人間は、単一方向の視点に固執しがちですが、

視点を変えることでよりよい生活が送れるではないでしょうか。

 

最後に「野生の思考」を書いたレヴィ=ストロースは

構造主義の考え方の祖であり、

今回の内容はその触りの部分に他なりません。

もし書店で見かけたら手に取るのもいいのではないでしょうか!

 

ウィルグループ整骨院では、骨折や脱臼、捻挫等も取り扱っております。

 

皆様のご来店をお待ちしております!!